盗聴器発見器が反応するものとは?
現在、盗聴被害は皆さんが思っている以上に身近な問題です。
盗聴されるのなんてごく限られた特別な立場の人だけ、と思いがちですが、実際に、盗聴器が発見される場所として一番多いのはごく普通の一般家庭です。
中には、これまでに盗聴への不安を感じ、自宅の盗聴器調査をしたことがある方もいるかもしれません。
盗聴器調査は、市販の盗聴器発見器を使って自分で行うこともできます。
盗聴器発見器は、盗聴器から発せられる電波を感知することで、仕掛けられている盗聴器を見つけ出します。
もし盗聴器発見器が反応した場合は、家の中に盗聴器が仕掛けれている可能性があるということです。
ところが、この盗聴器発見器、物によっては盗聴器以外のものにも反応してしまう場合があるのです。
たとえば、
- テレビ
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- パソコン
- スマートフォン
- 固定電話
など、家の中にある家電に反応する場合があります。
なぜ盗聴器発見器が家電に反応してしまうのか。
それは、家電からも電波や電磁波が発せられているからです。
この家電から発せられる電波や電磁波を、盗聴器発見器が拾ってしまうケースは少なくありません。
それならば、家電の近くで反応があった場合は、盗聴器ではなく家電に反応しているだけだと判断すれば良いのかというと、そうとも言い切れません。
なぜなら、盗聴器はこのような家電の中や近くに仕掛けられることも多いからです。
盗聴器発見器に反応があった場合、それが盗聴器に反応しているのか家電など別のものに反応しているのか、素人では区別できません。
ですので、盗聴について本当に不安に思っている場合は、盗聴器発見業者などの専門家に調査を依頼し、きちんと調べてもらう事をおすすめします。