盗聴器を発見するために知りたいこと

盗聴は赦さない!!盗聴をされない、盗聴対策を考えるブログ。盗聴器発見器について知らない人はここで調べるといいよ。

盗聴器が超簡単に見つかる、便利で高性能な盗聴発見器は存在する?

これまでに盗聴の危険から、盗聴器の発見方法や盗聴器自体についていくつか紹介をしてきました。そして、最近でも盗聴器のことで話を聞かれることがあるのですが、その話の中に少し困ったものがあります。



「盗聴器を超簡単に見つけることができる盗聴発見器を教えてほしい」

といった内容のものです。

 

つまり、一台で全部、あらゆる盗聴器がさがせる盗聴器を教えて!ということなのでしょう。

 

こういった質問をされた方に、私は特定の盗聴発見器を紹介したりしていません。
何故なら、盗聴器を発見するには、盗聴の仕組み、盗聴器に使われる電波やそれを解析するための方法など、何種類もの方法を組み合わせて盗聴器を探すため、盗聴器発見器1台で全ての盗聴器を見つけるのは不可能だからです。

どんな盗聴器を探すのか?

デジタル式なのか、アナログ式なのか、レコーダーなのか……。ひとつひとつ可能性をしらみつぶしにしなくてはいけません。

そもそもデジタル式とアナログ式では、電波の種類が違います。つまり、それを受信するための受信機の仕組みが根本的に違うため、1台の受信機でデジタルとアナログ全ての電波を網羅する受信機を用意しなくてはいけません。それは独自に制作することになるでしょう。いっきにボタン一つで探し出せる盗聴器発見器は今のところ開発されていません。

 

当然かもしれませんが、コンクリートマイクによる盗聴を、電波式盗聴器を見つける発見器で見つけることもできません。

完全に不可能とは言い切ることはできないというのが正しいのですが、例えばコンクリートマイクに電波発信機や携帯電話などの送受信機を取り付けていたなら、その電波を探知することができるかもしれませんが、これはかなり難しいです。

 

そもそもコンクリートマイクに送受信機を取り付けるのも専門の知識が必要ですし、一般家庭での盗聴で使用される可能性は限りなく低いです。

 

個人で盗聴器発見をしようとする場合は、「個人の限界」を理解し、必要なら盗聴器発見業者へ依頼をして調査をしてもらうことをおすすめします。プロならひとつひとつ、しらみつぶしに探してもらうことができます。