盗聴アプリという恐ろしいものが存在する

ネットが普及した現代ではデジタル盗聴といって、スマホやタブレットPC、あるいは携帯電話を利用した新型の盗聴が増えているそうです。

そしてこのデジタル盗聴で利用される機会が多いのがスマホです。恐ろしいことにスマホには盗聴のためのアプリというものが存在しており、それを盗聴したい相手のスマホにさえ入れれば、簡単に盗聴ができるというのです。

一体誰が何の目的でそのようなアプリを開発したのでしょうか？

しかし、本来は盗聴という恐ろしい目的ではなく、「スマホ紛失時にスマホの操作を遠隔で行う目的」「子供・従業員などのスマホの使用を監視する目的」等のために作られたアプリです。それを悪用する輩は後を絶ちません。

スマホは確かに便利なデジタル機器ですが、それと同時に犯罪の温床にもなりかねない危険性も備えています。盗聴はそれの顕著たる面だと思います。

知識がなくてもアプリさえ入れれば盗聴が出来るので、最近では恋人や夫婦が相手の行動を知るために利用するといったことも増えているそうです。最も信頼すべきパートナーが自分を盗聴していると考えると怖いものです。

しかもデジタル盗聴の厄介な点は従来の盗聴器と違い、業者に依頼しても発見される可能性が極めて低いということです。所詮はただのアプリなため、盗聴器発見用の機材が意味を成しません。

防ぐためにはスマホに入れた覚えのないアプリが入っていないか、チェックするしかありません。
また誰にも自分のスマホは触らせないというのも重要な盗聴対策の一つです。

どうしても気になって仕方ないときは、重要なデータや画像や動画だけをバックアップし、スマホをリセットしてしまうと良いでしょう。